こんにちは!TOTAL CAR SUPPORT KIRA / DRAGONです。 今回は、奈良県香芝市のお客様よりご依頼いただいた、トヨタ・ハイエースのメンテナンス作業の様子をご紹介します!

今回のご依頼は、「アイドリング時の振動が大きくなってきた」「走行距離も伸びてきたので、長く乗るために予防整備をしておきたい」というご相談でした。

仕事の相棒として、また遊びのトランポとして大活躍のハイエースですが、長く乗っているとどうしても避けられない「持病」のようなトラブルがあります。 それが「エンジンマウントの劣化(ヘタリ・ちぎれ)」と、ディーゼル車特有の「オイルストレーナーの詰まり」です。

今回は、ハイエースのリフレッシュには欠かせないこの2点を一気に整備していきます!

1. オイルパン脱着・オイルストレーナー交換
まずはエンジンオイルの吸い口である「オイルストレーナー」の交換です。 ハイエース(特にディーゼルエンジン)は、構造上オイルパンにスラッジ(ヘドロ状の汚れやカーボンの塊)が落ちて溜まりやすく、これがストレーナーを詰まらせてしまうと、最悪の場合エンジンにオイルが回らなくなり「エンジンブロー(焼き付き)」を引き起こしてしまいます。

オイルパンを外してみると……やはり底の方に真っ黒なスラッジがベットリと溜まっていました。この汚れがストレーナーの網目を塞いでしまうんですね。

こちらがオイルを吸い上げるオイルストレーナーです。 古いストレーナーを取り外し、オイルパンの底に溜まったヘドロ汚れを専用のクリーナーでピカピカに洗浄します。 エンジンブロック側の古い液状ガスケットのカスなども綺麗に取り除き、新しいストレーナーを取り付けて、オイル漏れがないようしっかりとオイルパンを組み直します。

これでエンジン焼き付きの不安も解消され、血液(オイル)がサラサラと循環する健康なエンジンに戻りました!

2. エンジンマウント交換
続いて、車内の不快な「ブルブル」という振動の原因となる「エンジンマウント」の交換です。 エンジンマウントは、重たいエンジンを支えつつ、エンジンの振動を車体に伝えないようにするゴム製のクッションパーツです。

 

マウントを抜き取るスペースを確保するため、エンジンクレーンを使ってエンジンを上からしっかりと吊り上げ(持ち上げ)ていきます。 そうして確保した隙間から、知恵の輪のように古いマウントを引き抜く、少しコツのいる作業です。

 

外した古いエンジンマウントを見てみると……見事にゴムの部分がパックリとちぎれてしまっていました! これではエンジンの振動を吸収できず、ダイレクトにフレームを伝って車内に振動が響いてしまいます。

新品のマウントに交換したところ、アイドリング時のあの不快な振動が嘘のように静かになりました! 「信号待ちでハンドルがビリビリ震える」「発進時や変速時にガタッと異音がする」というハイエースオーナー様、もしかするとマウントがちぎれかけているかもしれません。

ハイエースを長く、快適に乗るために
作業完了後、テスト走行を行いましたが、見違えるほど静かでスムーズな走りへと蘇りました!お客様にも「全然違う車みたいに静かになった!」と大変喜んでいただけて何よりです。

ハイエースは非常に頑丈な車ですが、過酷な使われ方をすることが多いため、定期的なメンテナンスや「ウィークポイント」の予防整備が寿命を大きく左右します。

KIRA / DRAGONでは、大型トラックだけでなく、ハイエースなどの商用車の整備・クリーニングも得意としております。 「最近エンジンの振動や音が気になる」「長く乗りたいからしっかり点検してほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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